部活、就活、婚活の次は・・・ [不妊治療]
最近、『婚活』という言葉をよく見たり聞いたりする。
高校生は部活、大学生は就活、社会人になったら婚活。 と。
『婚活』とは結婚活動の略。
お見合いや合コン、結婚紹介サービス、などダイレクトなものから、
女性なら料理など女子力アップ、男性なら経済力をつけるなど、中身的なものまで、幅広いらしい。
私も、30前後は合コンやプチお見合いなど何回かした。
今思えばあれが婚活だったんだなぁ。
20代半ばまでは、たくさん恋をして、結婚なんて自然にできるもんだと思ってたのに、
「ん 」とその気配を感じなくなったのが20代後半。
法事などで親戚が集まるたびにやり玉にあげられ、
「(結婚できるように)努力しなさい」と、やさしい叔父もきつ~い一言。
努力の成果というか運が良かったというか、合コンで出会って結婚。
そして結婚5年目。
今、『妊活』しております!
結婚したら、自然に妊娠するもんだと思ってた。
それが2年前ぐらいかな、「ん 」と感じ出したのは。
妊娠にも努力が必要なのか・・・と今年の2月から病院に通いはじめた。
いつ行ってもいっぱいだ。年齢層も幅広く、先生いわく平均年齢が36歳とのこと。
ちょうど私は平均年齢かぁ。
初めに行った病院では、年齢によっていかに妊娠しにくくなるかを語られたが、
周りに話を聞くと、若くてもなかなかできない人が多い、とのこと。
それにしても私ってむだに安産体型だったのね。。。
とりあえず、しばらくは『妊活』、がんばります
スウェーデンのお話 [多国籍な話]
先日、大阪大学でスウェーデン語を教えているヨハンナさんという女性の話を聞く機会があった。
すすんでるなぁ、ひらけてるなぁ、自由だなぁ と刺激的でした。
スウェーデンでは入籍しないカップルが多く、それで子どもがいるのは当たり前、
長い事実婚生活の後、入籍するカップルもいればそうしないカップルもいる、というのは有名な話
だから結婚率が低く、平均初婚年齢も高くなる。女性が32歳で男性が35歳ぐらいだそうだ。
日本が女性28歳、男性30歳だから、かなり晩婚だといえる。
ただし、その前に子どもがいるらしいので、日本とは事情がぜんぜん違うけど
しかし、それだけ長い同棲生活の末、結婚したのに離婚率は50%
これにはびっくりした。
なんで
ヨハンナさんいわく、「スウェーデン人は恋愛体質で、ロマンチックなの」とのこと。
ス・テ・キ
でも、子どもはやっぱり複雑でしょう・・・?
「離婚や、入籍してないカップルでもパートナーのチェンジはごくごく普通だから、子どももそういうものだと思ってる」
とのこと。
すごい、子どもの頃から自立心旺盛なのね
それからびっくりしたこと2つ目は、スウェーデンには「主婦」という言葉がないとのこと。
女性も、働くのが当たり前らしい。子育てのサポートもしっかりしているらしいけど、
「主婦」という言葉すらないとは・・・
自立しているから自由に恋愛して離婚もスムーズなのかな。。。
それからこれは日本とは福祉の事情が違いすぎて比べられないけど、
ヨハンナさんのおじいさんとおばあさんは90歳をすこし越えているけど、
娘夫婦の家のそばに住んだりしたくないそうだ。
スウェーデンでは、自立していることが何より大切で、その人の誇りなんだって。
だから、子どもの世話になるのを嫌がる人が多いらしい。
でもそれでさびしくないのかな??
キーワードは「自立」なのかな。
バカ高い税金を支払い、その代償として「自立」と「自由」がある。
日本でも離婚が増えてきてるけど、まだまだスウェーデンのように明るく言えない。
いや別に、今から恋をしたいとか離婚したいとか考えてるわけではなく、
スウェーデンのスタイルは自分に正直で健康的だなぁと思ったのであります。。。
どっぷり昭和町 [イベント]
去年にひきつづき、「どっぷり昭和町」に行ってきた。
昭和レトロな長屋が続く町並みが残るこのあたりはその名も「昭和町」。
この長屋に、ちょっとおしゃれでアブナイ雰囲気の創作中華の店「AKA」という店がある。
(味、雰囲気、ともにグー!です)
ここの店主らが中心となってこの祭りを開催しているらしい。
私たちのお目当ては落語だった。
これも近所で毎月開かれている「田辺寄席」が、「出前田辺寄席」として、
この祭りに参加している。
今年はなんと朝10時から夜の8時半まで!
5公演のうち、3公演はなんと入場無料、あとの2公演もたったの500円。
しかも桂あやめさんなど人気落語家らが出演していて、
田辺寄席のすごさに改めて感動した。
どの落語家さんもそれぞれ味があって、笑わせてもらった。
とくにあやめさんは華も迫力もあって、ひきつけられた。
いや~、落語はいいなあ、田辺寄席さん、ありがとう。
それに、音楽ライブや大道芸人や、おいしい食べ物やら、思いっきり遊ぼう、楽しもう、って
気持ちがすごく伝わってくるお祭りだった。
「AKA」さん、ありがとう。
地域で作るお祭りって、ほんとにすてきです!!
桜でつながり [日記]
わたしは桜が大好きで、3月中旬ごろにつぼみが出てくると気持ちが浮き立ってくる。
長く寒い冬に血流がすっかり悪くなり、よどんだ体内の気がイッキに流れ出すように。
そして桜が咲くと、できるだけ桜を見る。
今年も桜には楽しませてもらった。
特に心に残ったのが、万代池公園での花見。
花見に行って全然知らない人とお酒を飲み交わす、ということが新鮮だった。
万代池公園には花見のつわもの達が集まっている。
とことん楽しもう、という気概を感じる。
例えばねじり鉢巻をした寿司職人がいる。シェフ姿で本格的な鉄板で肉を焼いている人がいる。
桜と酒とおいしい料理を楽しみながらみんな最高の笑顔でおしゃべりしている。
いいなあ。人とのつながり、これが最高なんだな。
ビールサーバーでおいしそうな生ビールを注いでいる人がいて、売ってくれないか聞いてみると
「ここで飲んでいってくださいよ」と。なんてフレンドリー!
こういうのにはのっかちゃえ!と、席につくと、いろいろごちそうは出てくるわ、
子ども向けの紙芝居大会が始まるわ、聞くと立ち呑み酒屋のマスターと常連客の集まりとのこと。
色んな肩書きを持った人が、その店で呑む時はただの酒好き仲間になる、その感じがすごくいい。
立ち呑みマルキン酒店。天満橋駅近くにあるとのこと☆
生ビール290円、おばんざい小鉢250円。
すばらしい! ぜったいいくぞ
それから、5月24日、25日に帝塚山音楽祭が万代池であり、その時も出店するとのこと。
桜がくれた人とのつながり。
幸せな気分になった花見でした
あ~春休み♪ [しごと]
無給だが、やっぱり休みはうれしい。
授業のある期間は時間的というより精神的に余裕がなくて、
学校と家の往復、そして家ではひたすら準備とテストや宿題チェック・・・と
地味~な日々だが、この休みを利用して、たくさん友人とあった。
休みの間に、日本語の文法を勉強しなければって思ってたのに何もしないまま、
もう半分過ぎてしまった・・・
日本語って普通に使ってたけど、こんなに細かいルールと微妙な違いに満ち溢れた言葉だったのね、
とひしひしと感じてている。
教えるって難しい
今行ってる学校が超ハードで、週に4日入れたら地獄、とベテランでも言うぐらい。
今の私には週2日がやっとだろう。
でもそれで、仕事といえるのだろうか・・・
葛藤の日々です・・・
いさぎよく! [しごと]
念願の日本語教師になったものの、
あまりにもの給料の安さに時々不安になる。
ダンナがいるから生活に困るわけではないけど、
対価のなさにむなしくなるときがある。
今がちょうどそんなとき。
でも、自分で選んだ道だもの、いさぎよく行こう。
後ろは振り返らないで。
「あの時、会社を辞めていなければ」と思うくらいなら、「辞めたからにはとことん行こう!」の気持ちで行こう。
ずっと愚痴ばかりだった毎日から、やっと踏み出したんだもの、
機嫌よく行こう。
この道に進んだおかげで、尊敬する恩師やいい友人達にたくさんめぐりあえた。
いい学生にもめぐりあえた。
そのことに感謝しよう。
この仕事にもう少し慣れてきたら、
もっと活動の幅を広げたい。
やりたいことはリンクしている。
お金じゃなくて、幸せだと思う時間、それから人を好きだと思う気持ち。
これが欲しくて選んだ道。
だから、もっとそれを感じとろう。つかみとろう。
今さら「お金が」・・・なんて、中途半端な言い草。
この道を選んでよかった、と心から言えるように。
焦らずに・・・ [日記]
ひさしぶりのブログ。
しばらくmixiにいってましたが、友人が見てると思うと、こっぱずかしくて書けない思いって、ありませんか?
もっとつれづれに・・・って自己満足ですが、こっちに戻ってきました。
昨年8月に退職して、来週で雇用保険の給付も終わる。
その期間、約7ヶ月。
これまで忙しくてできなかったこと、色々するぞ~!って思ってたけど、どれだけできただろう?欲張りすぎてたから、あまりできてない。。。
でも、仕事していなかったからこそ、身内の入院生活もサポートできたし、日本語教師養成講座もしっかり!?受講できた。お茶とお花も習い始めた。
昨年末、身内が退院してすごくうれしかったし、年が明けてさぁ、色々やるぞぉ、と思ったけど、さすがにそろそろ働かないでお金を使うことに後ろめたさを感じ始めた。時間があると、色々考えちゃうし・・・
昨日、DVDで「かもめ食堂」を見た。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、という個性豊かな女優陣がすごくいい味出してた。色彩や映像もきれいで、ゆったり、のんびりした時間が伝わってきた。焦らず、自然体で。深く追求せず、やさしく、あたたかく・・・。なんかいいなぁって思った。
あんな風に、自然体で生きていけたらいいな。(十分マイペースですが・・・)
これから適度に働きつつ、美味しいご飯を作って!?食べて、いい音楽を聞いて、落語を聞いて笑って、ダンナと仲よくして、ほんわり穏やかに暮らしていきたい。そう、その為に仕事をやめたのだから・・・
焦らず、深く深呼吸!
信州、白馬のごちそうペンション [旅]
ずいぶん日が空いてしまったけど、ぜひとも書いておきたいことがある。
お盆休みに、白馬と上高地へ行った。
大自然の中にいると、本当に心にエネルギーをもらえる。
大阪から高速バスで松本まで行き、そこからは電車で移動。
まるで学生のような旅だけど、それがまた楽しかった。
田口ランディのエッセイに、
「周りに農業を営んでいる人が一人もいないのに、
皆が食べるだけあるのが不思議」とあったけど、
信州を旅すると、ここに食べ物を作ってくれている人が集まっているんだなぁと
実感。
三泊とも別々のペンションに泊まったのだが、
最高に満足して、絶対また行きたいとおもったのが、
白馬にある、「プチホテル アンシャンテ」 http://www.ph-en.com/ だ。
料理がどれもため息がでるほど美味しい。
スタッフのサービスも行き届いていて、とても優雅な気持ちになれる。
料理で特に感激したのは、イベリコ豚のロースト。
イベリコ豚って、聞いたことはあるけど
食べたのは初めてで、期待以上に美味しかった。
スペインでどんぐりばかりを食べている大きな豚らしいが、
コリコリして油がのってて、味も豚の域を超えている。
他のメニューも、そして朝ごはんもすごく美味しかった!
今度は両親も連れていきたい、と思うようなペンションだった。
年収300万円以上の幸せ [日記]
こないだの週末、両親と弟夫婦、夫と私の6人で両親の誕生パーティーをした。
場所は、南船場にある、Hamac de paradis(アマーク ド パラディ)という
欧州料理の店だ。母のダンス教室の近くで、一度行ってみたかったらしい。
店の雰囲気もよく、料理も美味しく、スタッフもみな感じが良くていい店だった。
http://www.balnibarbi.com/hamac/index.html
近況報告や夏の予定、周囲の人のことなどよくしゃべったが、
弟が仕事にやりがいや目標を見出せない感じが気になった。
夏のボーナスの額にも不満な様子だった。
そりゃあ、世の中、上みりゃキリがないけど、君のもらっている額だって、
立派なもんだよ。少なくとも、十分生活できる。
私は弟に、「お金は食べていける分があれば、それでいいよ。
そんなにない方が、幸せの感度が高くなると思うし、 子どもができたら、教育にもいいと思うよ」と言った。
私は、本当にそう思っている。そしたら弟が、
「年収300万以上だったら、幸せの度合いはそんなに変わりないらしい。
それ以下、もっと低かったりすると、衣食住が満たされない、薬が買えない、
学校にいけないとか色々問題があって、なんとか生きていくことが幸せだった
りするけど、それが満たされたら、あとの幸せの幅はそんなに違わないんだって。」
と言った。貧しい国の人が幸せではないのか、というとそうではない。
家族の絆は強いし、貧しくとも笑顔がとびっきりで明るいし、心豊かな人が
多いと思う。でも、彼らの目標は今日食べるものを得ること、だったりする。
年収300万以上だったら、とりあえず衣食住は満たされる。
それ以上の幸せは、価値観だったり想像力だったりするのかもしれない。
お金がなくても、幸せな人、お金があっても不幸な人。
お金は心の余裕、と言うけど、ギリギリでないと得れない幸せや感動もある。
私にとっての幸せは、つまりのところ、人との心の交流、かな。
その友達や家族を好きだと思う気持ち。
あとは、美味しい料理とお酒と音楽があればそれが最高。
幸せのカタチって、色々なのかもな・・・
30代の目標設定 [日記]
今日は高校時代の友人と集まった。
昔はそこそこ頑張りやだったので進学校に通っていたのだが、
今、その頃の友人と会うと、あぁ、友こそ財産だな、と思う。
一緒にいて楽しいのはいい友達。
でも尊敬できたり、生き方を考えさせられて
もっと自分も頑張りたいと思わせてくれる友人らは、
何にも代え難い友達だと思う。
進学校に行くやつらなんて、頭でっかちで・・・という人も
いるかもしれないけど、
大人になって感じるのは、当時それだけ頑張った人たちは今でも、
同じプラスのパワーを持ち続けている、ということだ。
そして、できないからといって何かのせいにしたりしない。
私はどうか? とても彼女らには及ばない。
30代も半ばに近づき、夢を見なくなっていないか?
現実ってそんなもの、そういってしまえばおしまい。
夢や目標を持つことでもっと充実した人生が送れるかもしれない。
帰り際、「これから、何を目標にしているの?」
そう聞かれて、ちょっと考えさせられた連休の夜だった。